小石川地図

東都小石川絵図

 上部東西に走っている水色の線が千川(小石川)で、絵図の右側で下に曲がって水戸屋敷を横切り神田川に合流しています。
 最上部中央緑色が「小石川御菜園」現・小石川植物園です。その南に新福寺、小石川を挟んで松平播磨守屋敷(現・播磨坂)があります。傳通院が右側の大きな面積を占めています。
1857年「東都小石川絵図」人文社

明治18年東京全図

 右下のうす茶色が神田区、左上赤紫が小石川区です。神田区の左(赤)が皇居。当時は国鉄も地下鉄も当然走っていません。神田川が水色の帯びとして、東西に走っています。小石川区の南部神田川に接した建物絵図が水戸屋敷跡の砲兵本廠、その右下の橋が水道橋です。
明細「新選東京全図」明治18年4月3日出版

  平成小石川地図

 現代の小石川地区。千川(小石川)は埋め立てられて千川通りになり、水戸屋敷は庭園部分が残り東側は東京ドームになりました。そこから北に延びた道路が千川通りでその西側一帯が小石川と呼ばれます。


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