神奈川宿の様子


1.「東海道五十三次の内神奈川 台之景 広重画
 神奈川を代表する浮世絵。台町に立ち並ぶ茶屋街と旅人の情景が描かれている。左手の海には和船が停泊し、港としての賑わいをうかがわせている。
 現在の写真と比べると、海は埋め立てられてビル群になってしまった。


2.「江戸後期神奈川台関門跡(ベアト撮影) 
上記茶屋街が終わった所に設置された関門です。幕府は開港後外国人が何人も殺傷されたのを受けて、安政6年(1859)横浜周辺の主要地に関門や番所を設けた。


3.「神奈川台石崎楼上十五景一望之図 広重 安政5年(1858)午初夏
左下に神奈川宿の中心地「瀧の橋」が描かれ、右に道をとり中央に「権現山」、その右に「州崎神社」、右上に移り「台町の茶屋街」、 坂を下り旧東海道は右上に道をとり保土ヶ谷宿へ向かう。
左上には「野毛」、「横浜」、「本牧」が望め、左上には江戸(東京)湾を挟んで房総半島の「鹿野山」が見えます。


 

4.「五十三次名所図会 四 神奈川 広重
1図と同じ台町ですが、月の影が海に反射して、茶屋街が昼間だけではなく夜も賑わったことがうかがわれます。

 

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