王子装束ゑの木「大晦日の狐火」狐の行列

 

                                                    08.1.1撮影

 左図は王子装束ゑの木「大晦日の狐火」広重画です。
榎の回りに集まる狐たちと、右前方のこんもりした森の中にある王子稲荷に列を作って歩き始めている狐たちを描いています。

 東京・北区装束稲荷神社(王子2−30)はこの絵の榎の場所にあります。ここに毎年大晦日の夜に関東一円(いにしえの東国33国のこと)の狐が集まってきます。ここで装束を改めた狐たちは関東総鎮守の王子稲荷に参拝に出掛けます。その狐火が見られたと言います。
 その伝承にならい、毎年大晦日の24時(元旦0時)に狐の扮装をした地元有志が集まって、200数十人の列を作って王子稲荷に参拝に出掛けます。
 この中の何人かは人間に化けた本物の狐だと言われています。

第34話 落語「王子の狐」の舞台です。
 

   
     

 

 

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